年齢に適した

犬の好き嫌いについて

犬を飼っている方であれば、犬が餌を食べたがらないときがある、というのをなんとなく感じたことがあるのではないでしょうか?
そんな時、飼い主の方は、もしかするとうちの犬はこの餌が嫌いなのかもしれない、などと思って餌の種類を変えてみたり、皿に入れたままで食べないのなら直接手で食べさせてあげようとしたりすることだと思います。
けれど、その行動は間違いであるのです。

なぜならば、犬に好き嫌いはなく、ドライフードであればどんな種類のものでもきちんと食べてくれるからです。
では、家庭によって餌をしっかり食べてくれる犬とそうではない犬がいるのはなぜでしょうか。
それは、餌のあげ方やしつけ方に原因があるのではないかと思われます。

どういうことかというと、たとえば不定期に犬におやつをあげていたとします。
おやつは餌よりも美味しいものですので、犬は餌よりもそちらを食べたいと思うのです、
これは好き嫌いではなく、単純に美味しいものを食べたいという本能ですから、餌とおやつの区別をしっかりとつけて躾をしていれば、おやつを食べたいがために犬が餌を食べなくなるということはなくなるといえます。

おやつをあげるとしても、定期的に決まったときにあげることで、餌との区別をしっかりとつけさせることが可能ですし、なるべく餌を上げる時間と間隔をあけてあげることが重要であるといえます。
他にも、餌を食べない犬を心配して毎回手で直接食べさせてあげたりしていると、犬は飼い主に相手をしてもらえるのがうれしくてわざと餌を食べないようになってしまいます。
ですから、犬に餌をあげるときはなるべく離れたところから、無関心を装いつつ様子を見てあげるのがいいと思われます。
そうすると犬はきちんと餌を食べてくれますし、餌を食べなければ飼い主が相手をしてくれる、などと思うことはなくなります。
ですが、犬の体調を変化を調べる意味でも餌を食べるかどうかは重要な判断項目となりますので、犬に対して無関心になるのではなく、適度な距離感を保ってあげるのがいいといえます。

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